反省とは何か?/RS野中/勉強が苦手な子のための学習塾/岐阜・岐南・笠松・ 各務原

 テストが終わる度に感じることです。

 

生徒「今回はダメでした」

 

僕「それならしっかり反省し、次に繋げられるようにしなさい」

 

こんな会話をよくします。そうすると、「すみません」と謝る生徒が中にはいるわけですが、こういった生徒というのは「反省」という言葉の意味を誤って学習しているとしか思えません。ただ、ある意味では大人が彼らをそうさせてしまった部分もあり、可哀想でもあります。彼らの中での「反省」とは、「謝ること」「謝罪すること」でしかないからです。

 

 教室に置いてある『例解新国語辞典 第9版 シロクマ版』(三省堂、2019年)で「反省」の意味を調べてみました。以下は引用です。

 

“自分のしたことをふりかえって、よいか悪いかよく考えてみること。自分の悪かった点をよく考えて、二度としないようにすること。”

 

僕が「反省しなさい」の言葉に込めているのは、「日頃の行いを振り返り、改善すべき問題点を見つめ直すこと」ですから、辞書的な意味とほとんど同じであって、そこに「謝罪」の意味は込めていません。謝ってもらっても困りますし。だってそうでしょう?何で生徒が芳しくない点数だったからと、僕が謝罪を要求しなければならないのですか?おかしいですよね?

 

 「反省とは何か?」を教えることもまた、日常的に子供達と接する1人の大人としての役割かもしれない、そう最近は思うようにしています。