Why,why,why?/RS野中/勉強が苦手な子のための学習塾/岐阜・岐南・笠松・ 各務原

家では勉強できない、勉強が苦手な子のための勉強部屋代わりの塾! 岐阜・岐南・笠松・各務原でオール3を目指す子、学年平均点を目指す子、 中堅普通科、商業・工業・総合・農林高校受験、私立高校単願受験を目指す子のための 自立学習支援型集団個別指導の学習塾RS野中です。 進学校の落ちこぼれだった僕が勉強する習慣を教えます。 ☎ 058-245-4772

 たまにはいつもと趣の異なるブログ記事を書いてみようと思います。

 

 タイトルにある「Why,why,why?」はソニー創業者の1人である故盛田昭夫さんの言葉です。写真にある本『ソニー創業者盛田昭夫が英語で世界に伝えたこと』(中経出版)を随分前に買いました。この本の最初の方にあるページにタイトルの言葉は書かれていますが、ずっとこの言葉が心に残っているのでこちらで紹介しようと思いました。以下、該当箇所を引用したいと思います。元は英語で講演された内容のようなので、英語原文と日本語訳の両方を引用します。

 

“ As you know, small kid always asks "Why, why, why?"  But an old man doesn't ask "why, why, why?" ”

 

“ご存知のように、子どもはいつも「どうして、どうして、どうして?」と聞いてきます。しかし、大人は「どうして、どうして、どうして?」とは聞いてきません。”

 

 「どうして?」は好奇心の表れだと思います。何かを学ぶ上で好奇心はとても大切だと思うのですが、「何でだろう?」「どうしてだろう?」、確かにこういった感情を抱くのは子供の頃の方が強く、大人になると薄れてしまうのかもしれません。

 

 身近なところに目を移すと、僕は普段塾と並行して幼児教室も運営しているのですが、幼児達から聞こえてくるのは「どうして?」よりも「これでいい?」「これで合ってる?」という言葉。幼児の頃から「正解」にこだわるあまり、「どうして?」という感情が弱くなっているのでしょうか。何だかもったいないなぁ、と思います。又、盛田さんは「大人は」と言われましたが、どうでしょう、中学校に入る頃には「どうして?」をほとんど感じることがない、無気力な子供が少なくないように僕は感じています。

 

 子供達が「どうして?」と言えるような環境を作り、そしてその「どうして?」に答えていけるような大人でありたい、そんな風に思っています。