三英傑が現代人だったらどのような学歴だったか?/RS野中/勉強が苦手な子のための学習塾/岐阜・岐南・笠松・ 各務原

 度々書いていることではありますが、決して読者が多い訳でもない当ブログへの「要望」だけは、何故か増えていきます。現段階で10以上は「お題」があり、これもまた定期的に増えていく謎の現象。今回はそんな「要望」の中から、面白いなと思った「三英傑が現代人だったらどのような学歴だったか?」について書くことにしました。以下は偏見を含む僕のイメージと想像の世界の話ですので、史実とは何ら無関係のものです。「いやいや、そんなはずはないだろう」とか「何を根拠にそんなことを書いているんだ」といったツッコミもあろうかとは思いますが、読んでくださる方も一緒に想像しながら楽しんで頂ければ幸いです。

 

・信長について

 

 信長が現代人だとすると、義務教育9年間ですら、学校で過ごすというイメージを描くことが全くできません。ですから、学歴を考えるのが極めて難しいと言えます。ただし、現代は義務教育学校に行かないという訳にもいかないので、どこかしらの小中学校に通う必要はありますが、かといって公立の小中学校は考えづらい。そうなってくると、キリスト教系で、且つかなり自由度が高い私立の小中学校に通うのが最適なのかなと思います。間違っても仏教系、特に浄土真宗の学校に通うことはないでしょう。

 問題は義務教育を終えた後のこと。学歴という言わば“権威”に縋るようなタイプではないので、学校という場所は義務教育の間だけで、高校には進学しない。とはいえ、勉強そのものは最新の情報通信技術を積極的に用いながら妥協なくやりそうなので、決して学力の問題で進学しないのではなく、単純に学校という場所が合わないから。己の持つ天性のリーダーシップと柔軟な発想力、勝負所での決断力を武器に、学校ではなく社会でこそその才が認められる、そんな風に思います。

 学歴からは少し逸れますが、ベンチャー企業を立ち上げて、瞬く間に巨大“帝国”を築き上げそうです。ただし、苛烈な労働環境を強いたことが原因で経営幹部にクーデターを起こされ、自らが興した会社を追われて行方不明になる。そういう未来が待っているかもしれません。

 

結論:中卒

 

・秀吉について

 

 秀吉が現代人だとすると、苦学生からのし上がっていくという印象です。家庭の台所事情が厳しく、塾に通ったり、新たな教材を買ったりすることは叶わず、それでも勉強したいという一心で何とか夜学の定時制高校に進学する。そんなイメージです。

 持っている物はどれもかなり使い古した物ばかり。中学時代は参考書などを買うことができず、教科書中心の勉強をしたので、どの教科の教科書もボロボロ。そのかわり、基礎学力と共にどのように与えられた物を最適に使いこなすか、こういった点を徹底的に身に付けます。このことが、将来的に適材適所で人材を巧みに使い、自らの立身出世に寄与することになると信じて。

 定時制高校在学中は家族が所有する田畑で農作業をしつつ、いくつかのバイトを掛け持ちし、自身の稼ぎでもって高校の学費を捻出する苦学生。いつの日か必ずのし上がるという思いを抱きながら、知性に磨きをかけ、周囲の人間観察を怠ることなく過ごす、そんな風に思います。

 先の信長のベンチャー企業に入社したとすると、痒い所に手が届く人材として信長から寵愛を受けそうです。ただし、信長が会社を追われた後はクーデターを沈静化させると、今度は自らが信長以上の強権を発動し、その栄華は長く続かないかもしれません。

 

結論:定時制高卒

 

・家康について

 

 家康が現代人だとすると、信長、秀吉とは異なり、大学まで進学する印象です。しかも、進学するのは旧帝大の法学部。名実共にエリートコースを歩んでいく、そんなイメージです。

 まずは地元で伝統ある最難関の公立高校に入ります。そこで学年の最上位の成績を維持し続け、文句なしの成績で旧帝大法学部に合格します。旧帝大法学部に進学する理由は単純明快。それは、国家公務員採用総合職試験に合格するため。つまり、キャリア官僚を目指すために、最短ルートで実現できるであろう旧帝大法学部への進学を選択するということです。キャリア官僚を目指すのは、将来的に政治家に、最終的に総理大臣を目指すという野心があってこそ。内に秘めたる思いを実現するため、着実に段階を踏んでいく人生を歩む、そんな風に思います。

 政治家になった後は、自らに仇なす勢力を徹底的に弱体化させるため、あの手この手を使って封じ込めそうです。盤石な体制を築き上げた後は、自ら“禅譲”してジバン、カンバン、カバンを子に世襲させます。そして、大御所として自由な立場で政界を牛耳りつつ、徳川家を政界の名門一族とするべくその礎を築くだろうと思います。

 

結論:旧帝大法学部卒

 

 如何でしたでしょうか?いつもとは全く趣旨が異なるブログ記事になりましたが、こういったものも時々は書いてみたいものです。