心の安定って大事だね/RS野中/勉強が苦手な子のための学習塾/岐阜・岐南・笠松・ 各務原

 2月にリニューアルした当ブログですが、できれば平日毎日、少なくとも2日に1度は更新したい、という自分の中の目標を持っていました。しかしながら、先月末頃から更新頻度がペースダウンしてしまい、今月に入ってからは今回で4本目という頻度になってしまっていました。更新を楽しみにされている皆様には、本当に申し訳なく思っています。

 

 言い訳になってしまいますが、決して書こうと思っていることが無い訳ではないんです。ただ、書こうという気持ちになかなかなれませんでした。指導する立場にある者として、自分自身のメンタルコントロールの重要性は理解していますが、ややキャパオーバーのことをしようとして、無理をしていたのかもしれません。

 

 先日、偶然「共感疲労」という言葉を知りました。医療従事者などに多く見られる症状らしいのですが、少し気になって調べてみたんです。すると、僕自身にもあてはまることがいくつもあり、正直怖くなってしまいました。これまでも数年に1回程度、同じような症状に陥ったことがありましたからね。でも、元々神経質な僕の性格と仕事柄、避けては通れないことでもあると思うんです。それで、逆にどういうものかを知ることによって、状況を改善したり、未然に防ぐことができるのではないかと考えました。

 

 生徒達が目の前にいる時は、いつもと変わることなく過ごすことができていました。自分がやるべきことは決まっていますからね。ただし、生徒達がいない時間、普段なら自分自身の勉強をしたり、このブログを更新したりする時間に全く気持ちが乗らなかった。体そのものは元気だし、あれやらなきゃ、これやらなきゃ、と思うんですが、そう思えば思う程、今度は体が言うことを聞かなくなっていくような状態。元気なはずの体が重くなり、何も手につかなくなってしまうという悪循環。

 

 普段は指導者として強い自分を演じ、いくら虚勢を張っていても、僕も所詮1人の人間なんだなって思いました。いくら強がっても、心が安定していなければ体が言うこと聞いてくれませんね。この歳になって、こんな当たり前のことを痛感させられるのもお恥ずかしい限りの話です。

 

 今回、あえて僕自身の弱みをこうして公開することにしました。公開することによるメリットより、デメリットの方が大きいことは理解しています。でも、こうしてあえて公開することにしたのは、自分の仕事と役割に誇りを持ち、それなりの経験を重ね、世間では働き盛りと言われる年齢の僕でさえ、心がやられることはあるということ。僕よりも遥かに若く、心身共に発展途上にある生徒達ならば、いとも簡単に心が折れてしまうこともあると思うんです。そんな時、どうか自分を責めないで欲しい。そんな思いを込めました。